Samantha's Diary

あちこちいって、いろんなことがしてみたい!Samanthaの旅の日記

旅行記 フランクフルト空港からレンタカーでローテンブルクへ

 

ドーハからフランクフルト空港に到着後、ネットで予約していたレンタカー会社のカウンターへ向かいます。

 

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若干不親切な案内板に惑わされながら、広い広い空港内を、10分くらい歩いてようやく到着!

 

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「こんちは!ネットで予約したサマンサです!^ ^」

 

あたしの長年の夢の実現ができるかどうか?が決まる時。ドキドキしながら名乗りました。

 

 
長年の夢ってのはですね、、「メルセデスベンツでアウトバーンを駆け抜けること」です。

 

あたしが高校生の時、ドイツからの留学生を実家に受け入れたのですが、その際、彼女の実家の車がメルセデスベンツで、アウトバーンという高速道路があって、スピード無制限で走れると聞いたのです。

 

「ええ?!スピード無制限?!?!すごーい!!いつかアウトバーンとやらをベンツで走ってみたい!!」

 

その夢の実現のため、レンタカーを予約する際も「メルセデスベンツCクラス・ステーションワゴン相当」と書かれていたEuropcarで予約をしたわけですが、あくまで「相当」であって「確約」ではありません。

 

全然希望しない車をあてがわれるかもしれないという不安にかられながら、手続きを進めます。免許証やパスポートを提示している最中、いよいよ不安に耐えられなくなり、係の方に先に聞いちゃいました。

 

サ「あの、あの、ところで今回借りられる車種ってなんですか?」
係「えーと(ゴソゴソ、、、)BMW3シリーズのツーリングワゴンですね」
サ「ええええ!!どーしてもメルセデスベンツがいいんです、、ないんですか。。」
係「メルセデスも用意できるけど、上位車種だからXXユーロ(価格わすれましたが、日本円換算で1万2千円くらいかな?)上乗せになりますよ」
サ「うーむ、どうしようかな・・・」

 


「今回は長距離移動するし、よりいい車のほうが安全性も高いだろうから、サマンサが運転したい車にしていいよ!」すかさず、そう言ってくれた同行の親友U子が天使に見えました!よかったー!!


というわけで、お金で解決した、あたしの夢を叶えてくれる旅の相棒はこちら!!

 

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Eクラス・ステーションワゴン・ディーゼル!

わーい!初めてメルセデスベンツを運転しまーす!めっちゃ嬉しい♪♪

 

おぉ、、乗り込んでビックリ!

 

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ピンクのライトがついていて、カタール航空の機内に勝るとも劣らない、エロさww  

設定で色合いが変えられるようですけど、とりあえずこのままでいっか!

 

あちこちのスイッチ、レバー類を確認をしたら、本日のお宿にナビをセットします。

 

ナビのダイヤル操作に慣れないし、ドイツ語の地名や施設表記は、やけに長くて難しい。。ホテル名をナビでセットしたのに「案内不可」みたいなドイツ語のエラーが出る、、、もしかして空港内の建物の中だからGPSが反応しないのかな、、空港の外に出てもう一度セットしてみよう!

 

とりあえず、しゅっぱーつ!!^^

 

外は小ぶりの雨。左ハンドル右側通行の運転は、手馴れたものですが、初めてのメルセデスベンツに若干緊張。それにしても、なんと滑らかな走り出し・・・あたしの車とは大違い。。

 

少し走って、適当なところに車を停めて、ナビをセットし直してみましたが、スペルミスもないのに案内不可には変わりなく、焦りました、、、


が、Wi-Fiルータを借りていたので、スマホのGoogleマップでなんとか検索して、少々手こずりながらも、無事にセット完了!!(案内不可について後に判明するのですが、一泊目のホテルの名称が、公式ページ、Googleマップ、有名ホテルどころの予約サイトの全てがバラバラに表記されていたこと、ホテルの公式ページの住所でもGoogleマップで検索できないことがわかりました。。事前にしっかり調べて、Googleマップで地点登録しておくべきでした。。)

 

車のUSBポートにiPhoneを差してみたら、音声案内はカーステレオから出てくれるようになりました。日本語案内だし、こりゃ運転しやすいね、Googleマップさまさまです♪

 


約180キロ、2時間ほどで到着予定とのこと、再度しゅっぱーつ!!^ ^

 

案内に従って、さっそくアウトバーンに入りました!

 

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ご存じですか?アウトバーンって、すべて速度無制限ではないんですよ。

 

車の多い場所は80キロ、工事中の脇を抜けるとこは50キロ、車が少なくなるエリアは100キロ、さらに空くと120キロと表示がコロコロ変わります。車の少ない場所にくると、速度制限が終わる標識が現れて、待望の速度無制限になるという具合です。

 

※ドイツの標識はこちらのサイトで勉強しました。

◆デュッセルネット◆ 運転・車⇒ドイツの道路標識

 

最初は自力で速度を合わせて運転していましたが、あまりに頻繁にコロコロ変わる速度制限に追いつけないので、ここでクルーズコントロールを使ってみることにしました。

 

なるほど!!!!感心感心♪

 

日本・カナダ・アメリカで高速を運転するときのクルーズコントロールは、例えば一旦100キロで速度設定をしたら、混雑しない限りは変更せずに走っていくわけですが、アウトバーンのコロコロ変わる速度制限に対応するのに、標識にあわせて手元でスピード調整をすると便利なんだと、わかりました。


関心してるのもつかの間、二人して激しくお手洗いに寄りたくなりました。が、そういえば、サービスエリア的なとこってあるのかを、調べてませんでした。。

 

走っていたら、ファストフードやお手洗いの看板が出てきて、あと1キロと表示されました。

結構なスピードで走行していて、他の車も多くて車線変更が厳しめだったので、ひとつめのお手洗いチャンスは泣く泣く通り過ぎることになり、、、しば~らく進んで次に看板が出てきたとこに寄りました。

 

日本の高速のパーキングエリアと同じ作りです。U子も私も、長いことガマンしていたので、かなり切迫した状態で一目散にお手洗いへ!!!

 

えええーーーーーっ!!

 

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お手洗いは有料、一人70セントのコインが必要で、写真におさまっていませんが、海外の地下鉄みたいなクルクル回るバーで遮られていて、コインを支払わないと中に入れません!!子供は券売機の向こう側に人型にくり抜かれた通路から無料で入れるようです。。


そっか、そうだった!!ネットで読んだの忘れてましたが、ドイツは大半のお手洗いは有料なんだった!

 

さっき空港から出てきたばかりで手持ちのユーロはお札しかありません。慌ててバーガーキングのカウンターに走って行き、とりあえずポテトのちっこいのを頼みました。

 

店員のお兄さんがこちらの状況を察してくれて「まずトイレでしょ?ポテトは後で渡すから!」と、笑って言ってくれましたww

 

慌てて戻って、コインを支払って中へと入り、事なきを得ました。ふぅ・・・。平静を取り戻した二人、恥ずかしながら再度カウンターへいき、機転の利くお兄さんにお礼を伝えてポテトを受け取りました。

 

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あたしたちの膀胱を救ったポテトがこちら!w


この経験から、以降、旅の最中はずっと、お手洗い用のコインを二人×2回分、常時確保しておくようになりました。

 

ドイツへ行かれるみなさま、あなたの膀胱のため、コインは大事ですよ!!!笑

 


さて、まだ目的地までは100キロ近くあります。アウトバーンをひたすら走行。

 

途中、車が周囲にいなくて速度無制限になったので、チャーンス!!

 

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170キロ!!人生最高速度に大興奮!

やったーっ!父ちゃん母ちゃん!長年の夢がかなったよぉ~っ!!!!^ ^

 

小雨で路面が濡れていたのと、初日でスピードに慣れないことから、これ以上はやめておきました。


ただ、道幅は広く、カーブも緩く、路面もしっかり整備されているので、170キロだしている実感はあまりありませんでした。あ、いい車だから余計なのかもです。^ ^;


まもなく、ナビに従い一般道へ入りました。

 

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アウトバーンを走っている最中は、日本の高速道路となんら変わらない景色でしたが、一般道に入った途端、、、

 

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まぁ!なんと、のどかな風景♪♪ 北海道の美瑛のようですww

 

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広大な田園風景を横目に、気分良く走ります。しばらく走っていたら、日本の田舎道との違いを感じました。

 

国内の田舎にある国道を走っていると、田畑の脇にぽつんぽつんと民家が点在していて、信号や横断歩道があったりして、片側1車線の細い道路は大概40~50キロ制限ですよね。ともすると農家の方のトラクターが20キロくらいでのんびり走ったりしますし・・・。

 

あたしが走ったドイツの道は、民家は街や村の集落にしかなく、それ以外は田畑か工場のみ。なので片側1車線の道路であっても、集落や工場地帯に入らない限りは、信号もなく、延々100キロ制限の道を100キロで走ることができました。

 

集落が近づいてくると70キロ制限になり、集落に入る前には、必ず村や町の名前が書かれた看板が立っていて、標識はありませんがそこから先は50キロ制限。

 

集落内でも道が細かったりカーブが続く場所は30キロ、集落を抜けると、一旦70キロ制限になって、その後また100キロ・・・といった具合で、一般道でもクルーズコントロールを常用して、コロコロ変わる速度制限に対応することができました。

 

信号の多い日本では、クルーズコントロールだけで速度を変更しながら走り続けられる道路が少ない気がしますが、ドイツでは、都市や集落以外は、ずっと走り続けたまま、クルーズコントロールが使えることを知りました。

 

合理的に移動できる道路や車の作りに関心しながら運転していたら、あっという間に初日の目的地、ローテンブルクの街に入りました!

 

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市壁をくぐって石畳の道を進むと、本日のお宿「ブルクホテル」に到着。

 

初日の移動、終了です!!おつかれ!あたし!^ ^

 

この後、可愛らしいホテルにチェックインして、童話の世界に迷い込んだようなローテンブルクの街並みを散策したのですが、そのお話はまた次回以降。お楽しみに♪

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