レンタカーで巡るドイツ旅、3日目お昼。
見どころたくさんだったミュンヘンから、100キロ1時間半ほどの距離をレンタカーで移動します。
渋滞もなく順調に進み、途中から視界のひらけた山道を上がり始めると・・・
なんとっ!!!!
ミュンヘンも一部路肩に雪が残っていましたが、標高の高いこちらは雪野原!!!
一年前の同じGWに、ドイツ旅バイブルブログのためたろうさんが、このあたりを訪れた記事の写真は、春めいた季節の写真だったはず・・・笑
▼バイブルブログ「マイルミチ」
幸いにも、道路は除雪され乾燥していたので、運転に問題はありませんでしたが、周りの雪がレフ板のようでまぶしい、、、笑
山道を進んでいったら、目的地である「ヴィースの巡礼教会」に到着しました。
雪野原に立つ、こじんまりとした教会♪
こちら1757年に完成した教会で、ユネスコ世界文化遺産です。内部は、柔らかい色彩と金をふんだんにあしらった優美なロココ様式の装飾が施されているとのこと。
バイブルブログでこちらの教会を知った時から「絶対に行きたい場所」のひとつでしたが、ミサやイベントの時間は、内部が見学できないとのことで、訪問したこの時間帯も、公式サイトだとイベントの可能性のある日時。
入れるのかなぁ、、、ドキドキして教会に近づくと、戻ってくる方々とすれ違います。。
この方たち、内部を見て帰ってきたのかなぁ?
もしNGだったら翌日再訪問するつもりでおりました。
足早に教会へ向かい、意を決してドアを開けると・・・
!!!!!!!!!!!!!!
しばし絶句。
はっと我に返って、見学できる喜びを静かに噛み締めながら、内部へと進みました。
「天から降ってきた宝石」と呼ばれる天井画を仰ぎます。中央の虹に腰掛けているのは、復活したキリストだそう。
ひとつひとつの細工が美しい。
あまりの美しさに感動して涙がでました。
主祭壇に近づきます。
主祭壇の奥には「鞭打たれるキリスト」と呼ばれるキリスト像。教会内のあたたかみを感じる装飾に反して、辛そうなお姿です。。
右手の窓際には燭台の並ぶ小祭壇。
ついつい、美しい藝術作品として見てしまいますが、灯されたローソクに、信仰される方が通う施設にお邪魔しているのだと、あらためて気付かされます。
後方のパイプオルガン。その上部にある、天井画の「天への扉」が印象的です。
じ〜っくりと巡って見学終了です。
ありがとうございました、おじゃまいたしました。
この後、雪野原の教会の周りをお散歩しました。
駐車場側から見たときは逆光でわかりませんでしたが、反対側に回ると、かわいらしいピンクの建物であったことがわかりました。
柵の中には馬の親子。
雪の下の草を食べる姿がシンクロしていましたw
山道をのぼった先の野原にある、こじんまりとした教会は「心癒されされる宝石箱」のようでした♪♪♪
ドイツ旅で一番の思い出になりました!!
大感動で教会を後にして、次はドイツでもっとも有名なお城に向かいました。それはまた次回♪
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ヴィースの巡礼教会へ行かれる方へ
内部を見学できる時間が限定されていますので、どうぞご注意くださいませ。
▼ヴィースの巡礼教会公式ページ(訪問時間)