2017年9月に初めて訪れたニューヨーク。
当初、マンハッタン内は地下鉄での移動を考えていましたが、NYC到着初日にホテル周辺を歩いてみたところ、レンタサイクルのステーションの多さにビックリしました。2ブロックに1つある感じです。
▼CitiBikeのステーション
翌日から「NEWYORK PASS」という観光パスを使って、マンハッタン内の観光地をあちこち巡る予定をしていたのですが、もしや地下鉄より自転車のほうが便利なんじゃ・・・そう思い、ホテルへ帰ってからレンタサイクル「Citi Bike」の公式サイトをチェックしてみたら、、、
うわぁ!想像を超えるステーションの数!ニューヨークに自転車12,000台、750ステーションあるそう!これはすごい!
マンハッタン内の移動はすべて、レンタサイクルに決めました。お支払いも自転車を借りるのも、スマホアプリで超カンタン!
主だった観光地は、マンハッタンの中でも縦5~6km横4km程度の中にあるので、結果的に、この自転車はとっても便利で正解でした!^ ^
これからNYC観光を考えている方に、ぜひ、便利なCiti Bikeをオススメしたいと思い記事にしました。レンタサイクルの借り方の手順や注意点など、ご参考になれば幸いです♪^^
目次
- 事前準備・アプリをダウンロードしよう
- プランを選んでお支払いをしよう
- 最寄りのステーションで自転車を借りよう
- ステーションへ自転車を返却しよう
- 自転車のルールを覚えよう
- その他の注意
- おまけ・レンタサイクルSamanthaの場合
事前準備・アプリをダウンロードしよう
スマホアプリの入手はこちらから!
▼iPhone用
▼Android用
Citi Bike - Google Play の Android アプリ
アプリを立ち上げたら、まずは「Go to map」から地図をご覧ください。
ご自身がお泊りになる予定のホテル、行こうと思っている場所の近所にステーションがあるか、建物名や住所、周辺施設名で検索してみてください。マンハッタン内なら200〜300mくらいの距離にきっとあると思います♪
プランを選んでお支払いをしよう
アプリ内で「GET A PASS(パスを購入)」を選択。表示される3つのプランから選択します。
① Day Pass (24時間) 12ドル+税
② 3Day Pass(72時間) 24ドル+税
③ Annual Member(年間)163ドル+税
観光の場合は、①か②から選ぶことになりますね。
レンタル条件
(①と②の条件を記しています。)
●1回30分以内にステーションへ返却
・一度借りたら30分以内にステーションへ返却
・返却は空いていれば、どのステーションでもOK
購入したパスの時間内であれば、夜中でも早朝でも、どこから借りてどこへ返しても30分以内なら何度でも借り放題です。^^
●超過料金
・30分を超えると15分毎に4ドルの超過料金
30分以上移動したい場合で超過料金を避けたい場合は、30分以内に一旦どこかのステーションへ返却して、またあらためて借りる手続きをすれば、超過料金はかかりません。
●プランの開始時刻
最初に自転車を借りた時刻から24時間、72時間と、購入したパスの時間のカウントダウンが始まります。
あらかじめ日本で購入しておくこともできます。パスの有効期限は、例えば「2018年2月10日の購入の場合、同年12月31日まで」と、数か月の設定です。有効期限はお支払い画面の一番下に記載されています。
iPhoneでApplePayをご利用の方
アプリでお好きなプランを選びApplePayでお支払いをします。
最下部のりんごマークをタップしてTouch IDで支払い完了!
この後メールとパスワードの設定をしたような気もするのですが、キャプチャがないので不確か。。ごめんなさい!なにせあっけなく手続きが完了しました。もしパスワード設定で戸惑ったら、下記のパスワード設定の部分をご参照ください。
ApplePayを利用していない方
登録にはメールアドレスと電話番号とクレジットカードが必要です。
お好みのプランを選択して「Continue(次へ)」を押したら、
メールアドレスと電話番号を入力。電話番号は日本の携帯でも大丈夫です。最初に国番号の81をつけて入力して次へ。
(上図は09011111111の場合の入力例)
パスワードを以下に当てはまるように設定します。
・8文字以上
・1文字以上の大文字を含む
・1文字以上の小文字を含む
・1文字以上の数字を含む
続けて名前、苗字、誕生日、性別を入力します。
次に規約に同意を求める画面がでたら、二度下部の「AGREE(同意)」ボタンを押します。
続いてクレジットカード番号の入力画面が表示されます。
カード番号、有効期限、カード裏面の3桁のセキュリティコードを上の段に。
下の段にはカード名義をアルファベットで入力。
これにて手続き完了!自転車が借りられます!^ ^
最寄りのステーションで自転車を借りよう
アプリのメニューにある「Nearby Station(最寄りのステーション)」ボタンを押します。
スマホのGPSで、現在地から最寄りのステーションのリストが距離とともに表示されます。1つ選択すると自転車の在庫状況が確認できます。
↑こちらの場合「W 37 St & 5 Ave」ステーションには、借りられる自転車が13台、ドック(返却枠)が26台と表示されています。
マップ上のステーションの色で、自転車の在庫がわかります。
・グリーン→たくさんあり
・オレンジ→少なめ
・レッド →ゼロ
・グレー →利用不可
ステーションに到着したら、アプリが示したステーションに間違いないか、看板を確認!
並んだ自転車のなかから一台決めましょう。パッと見、同じ青い自転車ですが、なるべくきれいなのがいいですもんね! 自転車がロックされた状態で、サドルの高さを調整しておきましょう。
準備ができたらアプリ画面の「Unlock a bike(ロック解除)」をタップ。
1~3の数字で構成された5桁のパスコードが表示されます。それを自転車のロック部分に入力します。赤いランプから緑のランプに変わったら、貸出OK!
(↑エラーかと思って1回余分に3を押しちゃってんのは、見なかったことにしてくださいね。。^^;)
自転車を引き出したら、いざ出発〜!^ ^
ステーションへ自転車を返却しよう
出発前に、あらかじめ目的地付近のステーションを確認しておきましょう。目的地の最寄りのステーションのドックが満車になって返却できない場合は、別の空きのあるステーションへ返却する必要があります。
↑ドックの空き状況
赤枠のボタンで、自転車の在庫と、返却の空き状況を切り替えて確認します。
・自転車マーク→自転車の在庫状況
・ドックマーク→ドックの空き状況
ドックのマークの色の意味は、在庫と同じです。
返却するステーションに到着したら、借りる前と同じように、空いたドックに前輪を入れます。ランプが緑に光れば返却完了!
が、たまに前輪の軸が邪魔をして、ロックがかからない場合があります。そんなときは一度引き出して前輪をすこし空回りさせて入れなおしてください。
エラーかOKかは、ランプの色と音で必ず確認しましょう。確認しないと未返却となって恐ろしい額の延長の請求がくるかもしれませんので、くれぐれもご注意ください。
↓実際に一度目がエラーになって、二度目にピポッ!と成功した音の動画です。
自転車のルールを覚えよう
・自転車専用道がある場所は専用道を走行。
・専用道がなければ車道を走り、自動車のルールに従います。
日本のように歩道を走行するのはもってのほかです。一方通行も自動車同様、逆走してはいけません。事前に主だった標識を把握しておきましょう。
ご参考:アメリカでの運転のポイント - 海外旅行と国際免許ガイド
・ヘルメットは任意です。
私はかぶりませんでしたが、自己責任にてご判断ください。
その他の注意
・自転車には鍵がありません。
ちょっとした時間であっても、一旦ステーションへ返すのが基本ということです。
・自転車にはかごがありません。
バックパックやメッセンジャーバッグなど肩からかけられるバッグが必要です。
・スマホの電源を確保しましょう
スマホで借りる手続きをするので、電池がなくなると借りられなくなっちゃいます。
・雨の対策
自転車で傘をさすわけにはいきませんので、天候に応じてレインポンチョなど用意しましょう。
おまけ・レンタサイクルSamanthaの場合
3日プランで契約をして、ニューヨーク滞在中の2日間利用しました。借りた履歴がアプリで確認できます。
9回借りて、全27.7キロ、通算2時間自転車に乗りました!
普段、自転車にはまったく乗らないのですが、マンハッタンは道の起伏が少なくて、自転車についた三段ギアを活用して、快適な移動でした。
行き先は、時折道路の脇に自転車を停めて、Googleマップを立ち上げて確認したりしましたが、マンハッタンの住所の多くは、縦のアベニューと横のストリートいずれも数字で構成されているので、走りながらストリート名の看板で数字を確認しながら走ると迷うことが少なかったです。^ ^
▼朝食の後、セントラルパークへ移動途中
セントラルパークの中で馬車の横を走ったり、移動途中に期せずして市立図書館の外観を眺められたり。お兄さんに道を聞いたら、ステーションまで連れて行ってくれて自転車の返却を手伝ってくれた上に道案内をしてくれたり。
自転車のおかげで、気分だけニューヨーカーになれて、旅の1つの思い出にもなりました。
とっても楽しかったです!^ ^
ぜひ安全運転で、ニューヨークを自転車で走り抜ける楽しさを味わってみてください♪
本記事は2018年2月現在の情報です。料金や条件などの最新情報は公式サイトにてご確認ください。