アメリカひとり旅6日目、ロサンゼルスをレンタカーで巡る旅としては3日目お昼。
前夜、清水の舞台からダイブして宿泊した豪華なリゾートホテル「テラネア・リゾート」を後にして、渋滞が有名でここまで避けてきたハイウェイに乗ってダウンタウンへ移動しました。
▼テラネアリゾートでの宿泊記はこちら
およそ60キロの道のり。
さすがにダウンタウンに近づいたあたりで渋滞しましたが、当初見込みどおり1時間ほどで到着することができました!
あらかじめ目星をつけておいた、目的地の近くの時間貸し駐車場にレンタカーをとめました。
高層ビルが集中しているエリア。
腹が減ってはなんとやら、、、まずはランチにします。
お店を探している途中、このあと行く目的地の前を通ったら、結構な行列を見かけました。。うへぇ、、、
ここでのランチは適当に、オフィスビルのレストランエリアにあったパンダエクスプレスにしました。
す、すんごいボリューム!!
久しぶりにお箸で食べるご飯にホッとしました。
食後、もれなくもらえるお菓子の占いの紙に、残りのひとり旅を勇気づけてもらいました!
さて!腹ごしらえも終わって、まずはMOCA(ロサンゼルス現代美術館)へ参ります!
入り口前のオブジェ。鳥、、かな?
こちらで拝見した作品の中で、興味深かったものをご紹介します。
アルベルト・ジャコメッティの彫刻
実物を見て、これまでジャコメッティさんの作品に違う感想を持っていたことを反省しました。
「電話」アンディ・ウォーホル
カラフルなのが多い彼の作品の中の、このモノクロの作品に惹かれました。
通路の壁紙一面に書かれたメッセージは「I will not make any more boring art」の繰り返し。天井には紙の帯がくるくると回っていました。ふふ♪
こちら、左右別々のお部屋です。壁を突き抜けた自由の女神像です。この作品タイトルは「Who killed liberty, Can you here that, It’s the sound of inevitability, the sound of your death」。ふむ。。
こちらも作品の1つ。
実際に遊べる変わった形の卓球台。真ん中には水がはってあって、4人でプレイするらしい。
訪れた時は、展示されていただけでしたが、あたしが「おもしろそう♪ 」って見てたら学芸員の方から「これで一緒にあそびませんか?」って誘われました。
「うんうん♪ お願いしまーす!^ ^」
学芸員さんが、ほかの来場者の方にお声がけくださって、全く知らない4人で卓球を楽しみました!
どうかな?10分くらい遊んだんじゃないかな?ロスに来て卓球で遊ぶとは思わなかった!!
MOCAで思いがけず、体験できるアート作品はとても楽しかったです♪
さてさて!
このあと、さっき行列ができていた「The Broad」へ移動しました。MOCAからすぐご近所です。
個性的でカッコいい建物。手前の横断歩道がカラフルなのもかわいらしい♪
さっき、前を通った時は入場するのにかなり並んでいたけど、わたしが行った時は空いていて、すんなり入れました(上の写真はお昼ご飯前のものなので並んでますけどね)。
まず向かったのは、一階にある草間彌生氏の作品前。並ばないと見られないし、館内でもっとも混雑する場所と聞いていたので、一番に向かいました。
流石に長い列ができていました。並ぼうとしたら、係りの方から順番待ちの見学登録が必要と告げられました。
言われた通り、見学登録を終えると、、、
なんと!282分(4時間42分)待ちとの表示。
えええっ?!
うーむ、どうしてもみておきたい、、、。
とりあえず館内の上階にあがって、ほかの作品を先に見て回ることにしました。
この建物自体の作りにも惹かれます。
館内から見る外壁。微妙に角度のついた穴から明かりをとっていて、時間によっても明かりの入り方が変わるんでしょうね、、とても面白いです。
さて、展示作品は全般的にMOCAよりポップでカラフルな作品が多い印象です。ごく最近の人気アーティストの作品もあるので、ロサンゼルスらしく、お若い方に人気なのは納得。
こちらでも興味深かった作品だけをピックアップしてご紹介します。
アンディさんといえば、キャンベル。
実は初めて生で本物のキャンベル作品をみたかも記念!
「ブラック・フラワー」
アンディ・ウォーホルと並ぶ、アメリカンポップアーティストのロイ・リキテンスタインの作品。
MOCAでのアンディの「電話」といい、こちらといい、ポップアーティストが描くモノクロの作品に惹かれるあたし。。
さて、上階で最も印象深かった作品がこちら!
ん?単なるダイニングセット?って思いますよね。タイトルは「アンダー ザ テーブル」。
写真のカップルが小人なのではなく、テーブルセットがめっさ巨大なのです。。
実際にテーブルの下に立ってみました。
わわわわわー!!!
あたしはこの作品によって、すっかり忘れていた、小さかった頃のテーブルの下にこうして潜って見ていた景色や感情がもの凄い勢いで蘇って、ぞぞぞぞーっと鳥肌が立ちました。
父や母に抱きかかえてもらって、チャイルドチェアに座らせてもらえるまで、テーブルの上で繰り広げられているなにかを見られなかった、あの日。
大好きな母が、台所に立ってなにかをしているのに、背が届かないから見られない、、、けど、母はいつも魔法使いみたいに、美味しいものを作ってテーブルに持ってきてくれた、あの日。
作者の意図はわかりませんけども、、、とても懐かしい記憶が蘇って暖かい気持ちになれました。
さて。展示を巡るのに1時間くらい費やしたでしょうか。ひと通り見終わったのですが、草間作品はおよそ5時間待ち。。一度様子を見に1階へ行ってみました。
あれっ?!あんまり並んでない!
見学登録をした際と同じ係りの方に聞いてみたら、今なら、ここに並んでいただいていいですよ、、って。先客は6人くらいしかいなかったので待ち時間は10分もなく、、、
待望の「Infinity Mirrored Room」に入れました!!!!小部屋にひとりずつ入室して、約45秒間、草間ワールドを体感する作品です。
ひとり緊張しながら入りましたが、直後には「うわぁ!!!!!」ってなりました。
フラッシュは禁止ですが、撮影OKとのことた だったので、写真を撮りました。内部は鏡だらけなので、作品への冒涜になるかもですが、映り込みサマンサは黒塗りにしておきました。
そしたら「草間彌生 × ダースベイダー」コラボ作品みたくなっちゃいました。ごめんなさい!!
無限に続く光の世界が、闇と鏡によって作られていて、彼女の感性に、鋭いパンチを食らった気持ちになりました。
ザ・ブロードは、かなりの混雑を覚悟していきましたが、幸運続きでスムースにアートに触れることができて大満足いたしました。
さて!ここから事前にネットで予約していた、ある場所へ参ります。
一番奥の背の高いビルです。
Twitterで流れてきた情報で、ロサンゼルスへ行ったら絶対行こう!!って決めていた場所です。
ずんずん近づいてみて、その高さに圧倒されました!!
おぉぉ!!
展望台行きの受付ブースで、予約済みのスマホ画面をお見せして、中へ参りました。
エレベーターで展望階に上がったら、、、
なかなかの眺めです♪
昨日ドライブしたあたりかな?
遠くにハリウッドサイン
(これ、一応から見られてよかった!笑)
、、、と、実は展望台は目的ではありません。
あたしの目的はこれ!!
スカイスライド♪( ´ ▽ ` )
旅の前にTwitterでフォローしていたロサンゼルス観光局さんのツイートで知ったのです!
なんだって体験したがりなので、これまでにスカイダイビングも、バンジージャンプも体験してきたあたし。これは行くしかない!
フンガフンガとめっちゃ鼻息荒く予約しました!
おぉお、、、
へぇ!
よぉーし!この子の次はあたしの番!
って、動画を撮ろうと試みたけど、iPhoneが定まらず、滑り出してすぐ「フゥ♪」とか言ってて、すぐに立ち上がる時に腕を貸してくれた係りの方に「Thank you♪」って言ってる声しか撮れてませんでした。笑
感想は、、、ぜんぜん怖くない!!2〜3秒で終わっちゃうし、キョトン!期待しすぎたようでした。。ま、これはこれで、記念になりました!笑
SNS投稿を狙ったやつもあり、、展望台を一周見終えたら、ここから車で本日のお宿「ヒルトン・チェッカーズ ロサンゼルス」へ向かいました。
朝からリゾートホテル散策、移動、美術館二箇所を巡って、景色とすべり台を楽しんで、ホテルにチェックインした後、ドジャース野球観戦、、と、この日はアメリカ旅で時間を気にせず観光できる最後の日だったので、てんこ盛りで楽しみました!!
野球観戦やホテルの情報は、また次回以降に♪