Samantha's Diary

あちこちいって、いろんなことがしてみたい!Samanthaの旅の日記

宿泊記 ドーミーイン鹿児島

 

鹿児島の旅行記は、にんにくおじさんと無事羽田に戻って来て、おしまいになったのですが、、そういえば鹿児島のホテルのレポをしておりませんでした!

 

初のドーミーインに泊まったので、その記録を。


宿泊する前は、ドーミーインって、普通のビジネスホテルでしょ?これまで、数少ない出張の機会に、大浴場に惹かれて各地でドーミーインに泊まろうとするも、いつもどこも満室。人気なのかしらね??と感じていました。


九州ふっこう割クーポンを使った、旅作の鹿児島旅で、ホテル選択肢に出て来たので、ようやくドーミーインに泊まれることになりました。

 

なんでそんなに人気なのか、この目で確かめなきゃ!


さて。

 

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外観はこんな感じ。一番背の高いビルです。

2軒隣のビルにコンビニあり。便利!

 

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入り口

新しめですが、特別なことはないですね。


お部屋は、、

 

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入り口から内部を撮影。

 

お部屋に入って第一声は「せまっ!!!」

これまでにあたしが泊まった、数々のホテルのうち、 狭さ部門の栄えある第1位に輝きました!パチパチパチ!笑

 

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デスク

 

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ベッド お部屋が狭くて全景が撮れない。笑

 

 

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シャワーとお手洗い

 

、、とまぁ、 ほんとに狭いお部屋。。

 

大浴場があるから、お部屋は狭くてもガマンガマン。。最初はそんな風に感じていました。

 

にもかかわらず、チェックアウトの時には、なんならフロントの方と強く握手をして帰りたいくらい、非常に快適に過ごすことができたんです!笑

 

 

細部に気配りがあって、どの都市のドーミーインも、人気でなかなか予約が取れない理由がわかった気がします。


ドーミーイン鹿児島で経験した天晴れ!

 

●最上階に温泉大浴場、露天風呂!^ ^

これは言わずもがな。お風呂自体、広くはないけど、大きめのお風呂があるってだけでポイント高いですよね。


●チェックインの際に、カウンターでおしぼりがでる。ANAダイヤモンド会員のチェックイン待遇同等サービスw


●部屋着とスリッパがあり、お風呂も朝食もそれで館内OK
(ただし、知らないおじちゃんたちとお揃いなんて恥ずかしいから、上は自分で持ってきた部屋着を着ましたけどね。)


●お部屋にファブリーズ的なものが用意されている


●廊下とお部屋を区切るドア以外に、ベッドエリアとシャワー&トイレ洗面エリアを仕切る引き戸がある(廊下の音が聞こえない造り)


●お部屋に各種携帯に対応した充電器が用意されている


●お部屋に空気清浄機あり


●「夜鳴きそば」が21:30から23:00の間、無料提供される(→遠慮しましたけどね。)


んで、何よりよかったのは、朝食!!!素晴らしかったです!朝イチに入店しました。

 

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朝食会場のハタゴ。

 

では、充実の朝食ラインナップを一挙公開!

 

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これはうれしい充実っぷりです!!!

 

2日間滞在したのですが、、

 

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前夜、遅くに飲んで食べた翌朝は、洋食で軽めに。

 

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前夜、飲みが中心でお腹ぺこぺこの朝はがっつりと和食で!

 

と、大満足な朝食をいただきました!

 

いや〜、いいとこでした、ドーミーイン鹿児島。人気の理由がよーくわかりました!

 

朝食に、土地土地の名物を揃えているらしく、各地のドーミーインを巡ってみたくなりました〜!

旅行記 鹿児島Day3芋焼酎〜ニンニク

鹿児島旅行最終日。


ホテルでたらふく朝食をいただいた後、チェックアウトして、高速道路で霧島方面へ向かいます。

 

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桜島サービスエリアから桜島を眺めて、山道を登って下って、ホテルから約一時間で到着したのはこちら!

 

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芋焼酎”明るい農村”で有名な「霧島町蒸留所」さん。

 

以前、よ~く通った焼き鳥屋さんでボトルキープしていた、馴染みのある芋焼酎の蔵元です。^^


霧島町蒸留所さんは、空港へも近いので、帰京前に行くことにしていました。

 

駐車場に車を停めたら、すぐに係の方が笑顔でお出迎えしてくださいました。つられてあたしも笑顔になれるほど、とても感じがよい方です。^ ^


まずは焼酎の直売所へ向かいます。

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店内にはズラリと並んだ焼酎!
大半の焼酎が試飲ができるようになっています。1人旅なのが悔しい!!

 

どれ買おうかなぁ・・・たくさんありすぎて迷う~!東京でも普通に飲める焼酎じゃつまらないので、ここ蔵元でないと買えない焼酎があると事前にチェックしていたので、それがどれなのか伺いました。

 

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この3種類は、蔵元限定なのだそうです。
左から3年古酒、霧島で取れた芋だけを使ったものと、綾紫というさつまいもだけを使ったもの。

 

一人旅ゆえ試飲はできませんが、香りを嗅がせてもらって3年古酒にきめました!早く帰って飲みたい~♪

 

そのあと、蔵の見学をお願いしました。なんと係の方がマンツーマン!恐縮です。。

 

直売所の裏手から出て工場へ向かうようです。

 

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裏手に焼酎を熟成させるためのタンクが並んでいるのですが、その上は展望台のようにバルコニーにされていて、

 

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遠くに霧島連山が拝めました!!

 

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なんと良い景色!本当に農村の中にあるんですねぇ~^^

 

 
さてさて工場へ。。。

 

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まず、お芋を蒸す、おおきな蒸し器!

 

米麹を作る過程や蒸したお芋と混ぜ合わせる過程など、工場内も見えるし、ビデオも使って順に丁寧に説明してくださいます。

 

蒸留の過程も説明していただいて、芋焼酎を作るのってほんとに大変なんだなぁ・・・と、かなり真剣に聞きいってしまい、写真を全く撮ってませんでした!笑


お家に帰ったら、手塩にかけて作ってくれた三年古酒、ありがたくいただこう。

 

霧島町蒸留所さんを後にするとき、係の方が道路を渡って、車が出やすいように誘導してくれて、最後まで見送ってくださいました。


到着から出発まで、なんと心温まる対応、立ち寄ってよかったです!!

 

さて、ここから空港までは30分ほど。山道を抜けてあっという間に空港近くのガソリンスタンドに到着。

 

今回、鹿児島市内で借りて、空港乗り捨てにしましたが、楽天トラベルのクーポンをつかって36時間ほどで6000円だったかな、ガソリン代が2000円しなかった。お安い♪

 

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空港入り口にあるレンタカー屋さんタイムズにてレンタカーを返却。

 

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空港に到着しましたが、搭乗まで2時間以上あります。早めに行ったのには訳があります。

(ラウンジでバカスカお酒を飲みたいからではありませんよ!)

 

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まずは展望台へ参ります。


ちょうどANAが離陸にむけてプッシュバックするところだったので、タイムラプスで撮影しました。

 

2016/11 鹿児島空港 - YouTube


冒頭、一瞬映像がガタつくのは、パイロットさんが展望台のちびっこたちに向けて手を振ってくれたので、思わずあたしも手を振りかえしためでございます。。^ ^;

 

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飛び立つ飛行機に、元気よく手を振るちびっこたちのなかに、格好いいパイロット風の制服をきた子たちが数人います。さっきからずっと熱心に飛行機の写真を撮っています。この子たちなんだろう。。

 

さてさて、展望台で飛行機の離着陸を楽しんだあとは、鹿児島空港でどうしても行っておきたかった場所へ向かいます。

 

鹿児島空港はとっても楽しい空港です♡ – Hit the frog and toad!

 

同期修行僧のvikさんのブログで知った、鹿児島空港内のSORA STAGEを見学したかったのです!^^

 

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ここっ、たのしいっ!!!

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飛行機のタイヤをまじかで見たのは初めてかも。B787のタイヤ、案外小さくてびっくり!

 

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訓練にも使われるJALの客室。小さな女の子がCAさんの席に座っていました。

 

サ「乗ってもいいですか~?」
女の子「はーい!シートベルトをしてくださーい」
サ「はーい!!すみませーん、ジュースくださーい!」
女の子「え、ジュースないよ・・・」

 

女の子と飛行機ごっこで遊ぼうと思ったら、即、現実に戻されました。。w

 

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パーツ見ても萌える。かっこいいなぁ! 

 

展示室の中にさきほどのパイロット風の制服をきたちびっこが続々集まります。

 

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引率している男性に伺ってみたところ、宮崎から来た「航空少年団」のみなさんだそうです。

へぇそんな団体があったんだー。しかも各地に団があるんですね。

 

 航空振興財団 航空小年団

 

飛行機が大好きなちびっこたち、楽しそう♪ あたしも入団したい!

 


さて、展示もひととおり見終わったので、お土産買って、チェックインしてラウンジへ行きますか。

 

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ここね!去年鹿児島に来た時は、SFC会員じゃなかったけど、今年は入れるね!^ ^

 

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お昼ごはんを食べていなかったので、ラウンジ内で「セルフSABO」。

 

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お二階のANA Festaで揚げたて単品で買える揚げかまぼこと。いい感じに酔って搭乗しました。

 

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旅作なのでエコノミー席です。

 

どうせ寝ちゃうだけだから、座席のアップグレードは希望しませんでした。

 

寝るだけ寝るだけ、、そう思って座席に座ったら、お隣のおじさまから、激しいニンニク臭が!!!


すりおろし生にんにくジュースをたった今飲んで搭乗したのかってくらいの強烈っぷり!!やめてー!!!!

 

おじさまに見えないよう、ななめ後ろにいたCAさんにこっそり合図をしてマスクをもらいましたが、マスクをしていても臭う・・・

 

しかも、にんにくおじさん、機内誌をパラパラめくるのであたしの方に向かって風がおこって、匂いが直撃!お願い、風があっちに向くように、機内誌は後ろから読んで!!

 

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鹿児島からずーっと、耳栓を鼻の穴に突っ込みたい衝動をこらえて、にんにくおじさんと一緒に羽田到着。。

 

やっとにんにくから解放されたー!

 

そういえば、前にもエコノミーに座ったときに、前のおじさまがリクライニングをバン!と倒して、あたしの鼻先30cmくらいのとこで加齢臭がぼわわんと直撃したし、どうもエコノミーにのると臭いに悩まされる運命にあるらしいことが判明。。

 

やっぱり出来るだけプレミアムシートに座ろう。。そう心に誓った鹿児島旅、これにておしまいです!^^

旅行記 鹿児島Day2鰻〜焼酎ガブ飲み

 

鹿児島2日目お昼時、立ち寄った川内高城温泉で、お風呂とランチを、、と考えていましたが、ランチをいただけるお店がなかったので、薩摩川内市の街まで行くことにしました。

 

途中、飲み物を買おうと立ち寄ったコンビニで、店員さんに、この辺の方がよく行かれる定食屋さんというか、ご飯どころを聞いてみたら、店長さんまで呼んでくれてお二人で相談の結果「とんかつ壱番館」との回答をいただきました!

 

なるほど、行ってみよう!^ ^

 

その時、時間は15時を回っていました。たいがいのお店って、ランチの時間は14時くらいまでですよね。。

 

市街地に入ってすぐに電話してみたら、やはりお昼のラストオーダーが終わりました、と。。涙

 

お腹ぺこぺこすぎて、なんでもいいから食べたい!

 

適当にネット検索して「鹿児島の有名なお料理」に縛られず、目で見て食べたいものに決定!

 

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うなぎのやまげんさん。

鹿児島県内に3店舗ある鰻のおみせのようです。

 

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蒸籠蒸し、肝のお吸い付き!^ ^

 

ご飯にしっかり味がついてて、焼いた鰻がほこほこに蒸されてて、おいしー!満足!


お腹いっぱいになって昨夜の寝不足もあり、ね、眠い。。とりあえず夜の用事まで、一旦ホテルに帰って寝よう!

 

高速道路で鹿児島へ戻る途中、どうにも眠たくなったので、得意の眠気覚まし、ひとり、声たからかに歌をうたって運転。

 

無事、ホテルに到着。次の予定までの小1時間お昼寝。

 

さて!次の予定の時間が近づきました。プレミアム焼酎の蔵元巡りを断念させた予定、ある人と待ち合わせです。

 

歩いて天文館の中心部まで参ります。

 

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(天文館らへんでは、クリスマスにむけてイベントをやっているようですが、この後の用事とは関係ありません。笑)

 

約束の18時!あー、きたきたきた!!


待合せ相手は、ママンサ。サマンサの母でございます。^ ^;


鹿児島旅の前週の連休に、実家に帰って母と会話をしていたら、同じタイミングで鹿児島にいることが判明したのです。

 

ママンサは、かなりいい歳のおばあちゃんなのですが、元気に全国を飛び回る仕事を、自営でしているのです。

 

ママンサが、いつどこにいっているのか、いつものあたしはまったく知らないのですが、今回偶然わかったので、じゃ鹿児島で一緒にごはん食べよ!ということになりました。


焼いた魚介類に目のないママンサと、それをつまみに焼酎をぐびっぐび飲みたいあたしのニーズぴったりなお店をチョイス。ママンサにはサプライズで、何のお店は教えず向かいました。^^

 

「浜焼き竿ちゃん」


海の家みたいな、仮設っぽいテントのお店だっていうので、なんか面白そうです♪  落ち合ってすぐに電話をしてみたら、2席空いているとのこと。よし!てくてく向かいます。


あれ???

お店の前に到着したはずが、看板の店名が違います。

 

「ISARIBI」

 

ママンサを置いて、お店に入って店員さんに確認したら「お店の名前が変わりまして―!」との説明。ほんとはオーナーチェンジなのかな?ま、細かいことはどうでもいっか!浜焼きに変わりはない模様。


ここだったよー!とママンサに手招きしたら、ちょっと怪訝そうな顔をしているので迎えにいくと、

 

母「(小声)ね、なんか、大丈夫なの?このお店・・・」
サ「あははは!ごめんごめん、説明してなかったね!ここ魚介類を焼いて食べるお店なんだよ、ま、海の家だと思ってさ・・・」
母「(大声)あー、そうなの~っ♡魚介ね〜♡♡」

 

急にご機嫌で入店するママンサ。さすが、あたしの母、変わり身が早い。

 

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まずはビール。ママンサは下戸につきジンジャーエール。

 
写真を撮り忘れたのですが、こちらのお店、最初から各テーブルに一升瓶の焼酎が置いてあって、1杯200円、何杯のんだか自己申告で精算となります。5杯以上飲むと、ひとり1000円で固定されるので、飲兵衛には1000円で焼酎飲み放題ということになります。いいお店w

 

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お刺身盛りに、、

 

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ほたてに、、

 

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サザエにゲソに、、

 

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しいたけも焼いて、、

 

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キビナゴの天ぷらも。

 

「ねぇ、サマンサちゃん!このお店、どれも美味しいわねー♡どこで見つけたの?またインターネット?」と、聞かれました。

インターネット。。笑

 

とりとめもない話に花を咲かせて、お腹もいっぱい!ママンサ魚介に大満足!サマンサ焼酎ガブ飲みに大満足!^ ^

 

お互いホテルは徒歩10分くらいの位置で別々なので、お店の横でお別れ。おやすみー!

 

帰って、お風呂はいって寝ましたー!短いなぁ、明日はもう帰京でございます。。

 

 

  

 

おまけ

 

翌朝、ママンサから電話がかかってきました。

「サマンサちゃん、おはよう!昨日はありがとうね!ところであのお店、何通りにあったっけ?仕事仲間の人に話したら、行きたいって言うもんだから、場所を教えてあげようと思って~!」

 

あたしは知っている。

あと1週間は鹿児島に滞在するママンサ。こりゃ仕事仲間とまた行くつもりだね。。

旅行記 鹿児島Day2 川内高城温泉

 

今回の鹿児島の旅、土曜日は1日かけてプレミアム焼酎3Mである、森伊蔵、魔王、村尾の蔵元巡りをしようと考えていました。

 

村尾酒造さんを拝んだ後、指宿まで南下してレンタカーをフェリーに乗せて、魔王の蔵元・白玉醸造さんへ行き、そのあと森伊蔵さんを巡り、桜島〜フェリー〜鹿児島市内へ戻るルートで予定を立てていました。

 

 

 

朝8時から行動して、なるべく同じ道を往復しないルートで、移動だけで7時間半を費やして、夜には鹿児島市内に戻るつもりの酒蔵巡りの旅、動線カンペキ!^ ^

 

しかし、、、

 

この日の夕方に鹿児島市内へ戻らなければならない、のっぴきならない用事が旅行直前に入ったので、3M制覇は諦めざるを得ず。。( ;  ; )

 

村尾さんだけは訪れるとして、この後の予定を立てず、現地で気ままに行動することにしていました。

 

さてさて当日。

 

村尾さんまでの道すがら「川内高城温泉まであと何km」って看板がずっと目に入ってきたので、このあとこの温泉に立ち寄ってみようかな?と、さらに3キロ奥地へ向かってみました。

 

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こんな感じの道をどんどん進みます。

 

温泉街の入り口到着。

観光客向けの駐車場があり、そこに温泉街の地図が掲げられています。


どうやら日帰り入浴が可能で、いくつかある旅館のお風呂は、どこも昭和な感じの小さめのお風呂のばかり。

 

貸切風呂のある旅館も発見!いいかも^ ^

ひとりでのんびり入りたいね!

 

この先にも、旅館の駐車場があるようなので、温泉街に車で入ってみましたが、対向車がきたら譲り合うくらいの道幅の、ちいさなちいさな温泉街。

 

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改装したキレイな旅館も見受けるけど、昭和の古い建物も多く、小さなお風呂から想像した通り、どこも小さな旅館、、

 

お天気の良い土曜なのに道路には車も人もみかけません。。

 

だ、大丈夫かな??千と千尋の神隠し??少々不安になります。

 

たしか、貸切風呂の表記があったのは、この旅館さんだったっけな??

 

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竹屋旅館さん。

 

とりあえず車をとめて表玄関に行ってみよう・・・

 

ごめんくださ〜、、、ん?あれ!?

 

鍵がかかっていて、扉があきません。ちょうどお昼時で、お客さんが一旦はけた時間だからかな。。

 

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あ、こっちにはお風呂の施設があるんだ!

 

お風呂の前には5〜6台の車が止まっていて、温泉利用のお客様の車のようです。ようやく人の気配があって安心しました。。

 

んじゃ、大浴場でいっかな?!


そう思っていたら、一人の男性が近づいてきて「温泉ご利用ですかー?」と。

宿と温泉のオーナーさんでした!

 

貸切風呂を利用したい旨を伝えると、どうぞどうぞ!と旅館のほうの表玄関をあけてくださいました。

 

お風呂の床のお掃除が途中なので、ちょっとだけロビーで待っててとのこと。

 

旅館にあがらせてもらって、ロビーへいってみると・・・

 

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わあ!外からは想像できない内装です。

 

海外製と思われる暖炉と、周囲に大きな黒いソファ。ソファの横には、昔の船旅用のトランクと思われるものがサイドテーブルがわりに配置されていて、そのうえには海外の車の読み物。

 

さっき感じた千と千尋の神隠しの街から、急激にオシャレな場所にワープした感じ。^ ^

 

お掃除を終えたオーナーがお戻りしな「お入り頂く前にひとつだけ、初めてお越しの女性のお客様にお伝えしなくてはならないことがありまして。。」と。

 

な、な、なんだろう、、、

 

やべー!カオナシでもでるんだろうか???

それとも、ふすまを開けて覗いたら鶴になって飛んでっちゃうとか、お水をかけたら凶暴になっちゃうとか、その手のやつ?????

 

「実は、貸切風呂の露天風呂ですが、向かい旅館さんの高い位置のお部屋から見える位置なのです。ただ、その旅館さんは廃業されていて、誰もいませんが。。」とのこと。

 

な~んだ、そんなことか!ホッ!

 

誰もいないなら、まったく気にしませんよ!(あたしの前世、裸族ですし!) 

 

オーナー曰く、この話をするとお客様のうち10%くらいの方はお断りなさるそうです。60代70代のおばあちゃまでも。。(はじらいですね、すこしわけていただきたい。。)


さて!お風呂をいただきます。

 

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ここ河内高城温泉は、西郷どんが気に入ってきていた温泉だそうで、かわいい西郷どんキャラのプリントされたタオル!^^


泉質は、アルカリ性単純硫黄泉の源泉100%のお湯で、美肌効果があるそうです。

 

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貸切風呂には洗い場が2つ、内湯と外湯とふたつ浴槽があります。

 

確かに向かいに旅館が見えますが、人の気配はないので、気にせずのんびり~♪

 

ふぁ〜♪


お天気でしたが、空気がすこしひんやりしていて、露天風呂が最高に気持ちいい!

 

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お風呂から見える紅葉が始まったばかりの景色もまたよろし♪


少しぬるめのお湯だったのに、さすが温泉です!すっかり温まったので、お風呂からあがりました。


お風呂から出ると、ご主人が「冷たいお茶でもいかがですかー?」と。遠慮なくいただきました。^^

 

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「どちらからいらしたんですか?」

 

そりゃそうですよね、女ひとりレンタカーに乗って温泉にきたら、気になりますもんね。笑

 

東京から入来のお墓参りに一人でレンタカーで来たこと、そのあと村尾さんを見にきて、道中の看板でここに立ち寄ったことを伝えたら、興味深いお話しをいろいろ教えてくださいました。

 

竹屋旅館さんの現オーナーは、以前東京で公務員をされていたそうで、先代から後を継がれて経営されているそうです。

 

ご年齢も50代前半には見えない、お若い風貌。伺ってみたら、東京では、あたしの最寄駅の3つ隣の駅にお住まいで沿線メイトだったことが判明!二人でえーっ!っと大笑いしました。

 

ラウンジに車の本があったし、露天風呂から車が複数台入りそうなオシャレなガレージが見えたので、「もしかして車がお好きなんですか?」と伺ったところ、やはり車好きさんで、今はアバルトにお乗りで、これまでにもいろいろ車を変えて乗ってきているそう。あたしも車が好きなので、しばし車の話なぞ。。^^


お風呂上りにまったく湯冷めする気配がなくて、泉質がとてもよいし、館内もおしゃれにされているのに、今は旅館の一般向け営業はされていないのだそう。

 

理由をうかがったら、お客様がまばらで、継続して料理人さんを雇える状況ではないそうで、一般向けには、繁忙期の冬期以外は旅館は締めて、日帰り温泉だけで営業されているそうです。

 

また旧館もあって、そちらは温泉街のマップ上、食事処と書かれていたので、ランチをいただこうかと考えていたのですが、今は原発の作業員の方々の宿舎のようになっていて、食材の仕入れの都合で、一般の方にはお料理は提供していないのだとか。

 

そっか、ここ、薩摩川内市だから、川内原発が近いんだもんね。。

 

その後も、オーナーさんは村尾さんとお知り合いでいらっしゃるお話とか、温泉街の成り立ちについてなど、たくさん興味深いお話をたくさん伺いました!

 

お話させていただきたいている途中も、何度か岩風呂利用のお客様が訪ねていらっしゃいました。

 

気さくなオーナーさんだったので、思いがけず長い時間居座わっちゃって、お話しを楽しく聞かせてもらったのですが、、、そろそろ行かなくちゃ!!

 

さいごに、村尾酒造で作っている「薩摩茶屋」という村尾のディフュージョンラインともいえる焼酎を売っているお酒屋さんが温泉街の中にあると伺いました。

 

とあるキーワードをお伝えすれば、在庫があれば間違いなく定価で売ってくれると思うよ!とのアドバイスも。。へぇ!ありがたい!

 

お礼をお伝えし旅館をあとにして、そのお酒屋さんへ向かいました。

 

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あ、あそこだね!


派手派手しく造花が飾られた店内に一瞬驚きましたが、気さくそうなおばちゃまが切り盛りされているお店のようです。


ご挨拶しながらお店に入って、オーナーから伺ったキーワードをお伝えしたら「どうぞー!」と売っていただけました。^^

 

「どこからきたの?」やっぱり聞かれましたw 同じように回答をしました。


「こちらのお湯、本当にいいですね!」そう告げると「いいでしょぉ、美肌効果があるんだよ!」とおばちゃまから教えてもらえました。

 

「どうりで!お母さん、お肌きれいですもんね!」ほんとにおばちゃま、すっぴんだと思われるんですけど、お肌つるつるなんです!

 

「うれしいこと言ってくれたから、これ持ってって!」って、おみかんをたくさん、頂戴しちゃいました!

 

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予定外に立ち寄った川内高城温泉は、人もお湯もあったかでした~!

 

お近くにいかれたら、ぜひ立ち寄ってみてください。

 


(薩摩茶屋を定価で売っていただけるキーワードは、秘密にしておきますね。ぜひ温泉に入りに竹屋旅館さんへ行って、オーナーさんとお話ししてみてください。^^)

旅行記 鹿児島Day2 入来〜焼酎の村尾さん

 

鹿児島2日目朝、ホテルで朝食をいただいたら、早速おでかけします!

 

ホテルの裏玄関を出てすぐにあるレンタカー屋さん、タイムズさんで予約していました。

 

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今回の相棒はこちら!日産NOTE。のて!

 

久々のコンパクトカー、ちっこくってかわいくって、運転が楽しみ!

 

ナビの操作方法を確認したら、目的地の近くにナビをセットして、いざ出発!

 

少々混雑する鹿児島市内を抜け、一般道をずんずん走って山を登って降りて、ちっこくても頼りになるNOTEで小一時間、、

 

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道の駅ならぬ、山の駅「おじゃったモール」に到着!

 

ここでお花を購入します。さすが田舎、お花がお安い!^^


さらに目的地はここから車で3分。畑と田んぼとポツポツ民家しかみあたらない目的地に到着しました!

 

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実はここ、薩摩川内市入来町という場所で、母の先祖のお墓のある場所なのです。

 

ありがたい「九州ふっこう割」を使った鹿児島旅の第一目的はお墓参りなのです。

 

鹿児島は、実家からも遠く、家族みんな頻繁にお参りができないので、一番暇でフットワークがよい私が代表してお墓参りをしにきたという格好です。

 

お掃除してお花を供えて、、お参り終了!

 

さて!ここから心置き無く鹿児島を楽しめます!

 

まずは、近くにある道の駅樋脇へ。

ここは去年、母と姉とお墓参りに来た際に立ち寄ったところ。

 

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足湯があるのです。あったまる〜!^ ^

 

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ここのお湯、島津のお殿様(第19代島津光久)が気に入ったお湯だそうです。あたしも気に入ったよ!^ ^

 

足湯のとなりには、飲用可能な温泉が常時出ている蛇口が設置されていて、かわるがわる、町の方々が大きな空のタンクを手にやってきては汲んでいかれます。

 

へぇ、みなさん、お家でこれを飲んでるんですね。

 

そんな光景をながめながら、10分ほど足湯を楽しんだあと、地域の名産品がならぶ店内を見にいきます。

 

 

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お野菜、やっすーっ!!


秋の台風の影響で、葉物野菜が異常に高騰していた東京のスーパーの値段を考えると、こんなに大きな白菜が1玉300円、キャベツ1玉200円とか、かなりお安い。いいなぁ、、

 

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い、いきなり?笑

 

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ん?なんだこれ?ざぶとん??

 

名前は「へわ」。まったくもって用途がわからない。

 

近くにいたおじさんに、何のためのものかをお尋ねしたら、どうもご飯を炊く昔のかまどで使うものらしいのですが、鹿児島弁のヒアリング能力が足りないあたしは、いまいち理解できません。。笑

 

ネットで引いてみたら、薩摩特有の名前らしく「蒸篭(せいろ)と釜との間に敷く藁で作った輪」だそうで、かまどの釜で何かを蒸す時に、釜の上において、そのうえにせいろを置くためのもののようです。

 

この辺には、まだ、かまどのあるお宅があるってことかしら、、すごい!(あたしの理解が違うようでしたらご指摘くださいませ。^^;)

 

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あとこれね、缶のワインなら知っていますが、缶の芋焼酎も発見しました。地元、薩摩川内市の酒造さんのものです。


そのまま飲めるようにアルコール度数が12度に加水されているようで、手軽に飲めそうですね!


道の駅って、地域色が濃くて、ほんと面白いですよね。大好きです。^^

 

 

さて、ひととおり見終わったら、次の目的地へ参ります。

 
入来から車で45分ほど移動しました。こちらも同じ薩摩川内市内、超有名な芋焼酎の蔵元。

 

6月にSFC修行でハワイへ行った時に、往路で2本、復路で2本予約購入した、あの!幻の焼酎「村尾」の蔵元、村尾酒造さんです。

 

あまりの美味しさに、どんな場所で作られているのか、せっかく同じ薩摩川内市内にいるので、誕生の地を拝んでおきたくて、大変失礼ながら突撃訪問させていただきました。

 

入口横に車をとめて、近くにいらした方に、入口だけ写真を撮らせてもらっても良いか伺ったら、工場の入り口までなら写真撮ってもいいよ、、とのことで、撮らせていただきました。

 

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へぇ、ここであの美味しいお酒が作られているんですねー!^ ^ 有名なお酒ですけど、工場がかなり小さい気がする。。

 

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あーっ!段ボールにあのロゴが!!!

ヨダレものです!w

 

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こちらが事務所の建物、おしゃれですね!

 

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この文字!

 

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写真の一番奥の一角が工場です。

 

想像したよりずっと田舎で、ちいさな集落の一角にある、とっても小さな工場で作られていたのですね、村尾さん。感激しました。

ありがとうございました!

 

さて、村尾誕生の地を拝んで満足したら、次の酒造へ、、、と計画していたのですが、村尾さんまでの道中、ずっと「川内高城温泉まであと何キロ」という看板が立っていて、とっても気になったので、予定を変えて行ってみることにしました。

 

そこで、期せずして長居することに、、、そのお話はまた次回。

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