(↑廃屋越しの廃屋 @ 軍艦島)
当日早朝に自宅をでて飛行機に乗ったので、お昼前には長崎空港に着きました。
この日の長崎は、よく晴れていて日差しは強いのですが、湿気が少なく風もあって、日陰は心地よいお天気です。
朝からラウンジの生ビールとあられしか口にしていなかったので、到着時にはおなかペッコペコ!
空港から市内行きのバスで、長崎新地にて下車。
せっかくの長崎ですからね!
やはり、本場のちゃんぽんか皿うどんをと、中華街の有名どころ、江山楼さんへ向かいます。
中華街のゲート。
正門は派手派手しいようですが、脇道のゲートなので、ちと寂しい。
バス停から歩いて5分ほどでお店に到着。
ちゃんぽんと皿うどんと迷いに迷って、特上の皿うどんをいただきました!
美味し〜い!^ ^
東京でもちゃんぽんや皿うどんは食べられますが、何かが違う気がします。何かが!笑
食後に「よりより(麻花兒)」をお土産に買って、楽しみにしていた路面電車で一旦ホテルへ向かいます。
シドニー、香港でも乗った路面電車。あたしの故郷・岐阜市にも路面電車が走っていましたが、10年ほど前に廃止になっちゃったので、旅先で路面電車に乗れるのが、とっても楽しみです。^ ^
きたきた!
中華街の最寄りの停留所は、1つのホームの前と後とで行き先が違うシステム。これはホテル方面行きではありません。
あたしが乗るのはこちら!
ホテル最寄りの大浦天主堂下停留所まで乗ります。
ホテルは、停留所から坂を少し登ってすぐ。ANAクラウンプラザ長崎グラバーヒルです。(全景は撮り忘れました。)
ANAのブロンズ会員以上やSFC会員だと少しお安くて朝食が無料なので、ありがたいお宿です。アーリーチェックインはできませんでしたが、スーツケースを預かってもらって、恐縮ながら、ひとつお願い事をしました。
この後行く、軍艦島の暑さ対策のために持ってきた氷のうに氷をわけていただきました。^ ^
東京から持参した小さめのクーラーバッグ、帽子、タオル、日焼け止めクリームなど、軍艦島に必要なものだけを持って、ホテルのすぐお隣のコンビニでお水と冷凍ペットボトルを買い、準備万端!
ホテルから歩いて7〜8分、乗り場のある常盤桟橋へ向かいます。
お世話になるのは「軍艦島コンシェルジュ」というツアー会社さん。
受付開始の30分前に到着しましたが、すでに15名ほどが列を作っていました。並んだ順に受付をして乗船できるので、なるべく早く行った方がよい様です。
こちらの船に乗せてもらいます。
この日は係りの方10名を含んで150名が乗船するとのこと。座席は他の方のブログで右側窓席がオススメとの事でした。確かに、往路に案内される建物や島は右側の方がよく見られます。
あたしのオススメは、乗船してすぐ船の一階後部ブロックの右側席です。ガイドさんの案内の臨場感も楽しめて良いと思います。
出港から30分ほどで軍艦島が見えてきました!
軍艦島の周りを、右側、左側どちらの席に座っても、写真が撮れるように配慮されたルートで一周します。
これが「軍艦島」と呼ばれるようになった所以の角度だそうです。うむ!確かに軍艦にみえます!
さて、上陸!!うーん日差しがきつい〜!
はじめに見えた景色。
これまでもネットやテレビで何度もみてきましたが、本物は思わず息をのむ景色です。
全員が上陸したあと、ガイドさんからの第一声は「おめでとうございま〜す!」でした。
理由は、波が高くて船が着岸できず、上陸出来ない方もたくさんいらっしゃるそう。そっか、自然相手ですもんね。ありがとう、神さま、仏さま、お天道さま!^ ^
小さな島にたくさんのコンクリートの建物の跡。40年以上、時間は止まっているけど、風化は止まらない、不思議な雰囲気の場所です。
炭鉱で働く人々、奥さま方、学校に通う子供達、学校、病院、商店から娯楽施設まで、この小さな島で生活のすべてが完結していたとは、、、すごい!
軍艦島コンシェルジュのガイドさんの説明が、惚れてしまううまさで、へぇ〜!ほぉ〜!の連続。途中、ホロリと涙のでるお話もあったりして、軍艦島に来て、見て、知れてよかったー!と心から思えました。^ ^
上陸から1時間弱で見学コースを見終え、乗船して常盤桟橋へ戻ります。帰りも右側席に見所がありました。
いや〜、暑かった!!
暑さにめっぽう弱いあたしですが、氷のうで頭や首を冷やしながら歩いたので、それでもかなり助かりました。
感動の軍艦島、今回iPhoneだけで撮影しましたが、今度は涼しい時期にちゃんとカメラを持って再訪したいと思いました。
さてこの後は、この旅の本命「PIXAR展」へ参ります。