レンタカーで巡るドイツ旅、一泊目。
フランクフルト空港から、レンタカーで180キロ、2時間のところにある街、ローテンブルクへ参りました。
▼空港からアウトバーンを飛ばした日記はこちら
夕方、少し暗くなってきた頃に、市壁をくぐりデコボコの石畳をゆっくり走り、予約していた「ブルクホテル」に到着!
12世紀に建てられた、かわいらしい外観の建物です。^^
車を停めてエントランスを入るとすぐに、
小さなロビーがありました。
古希を越えていらっしゃると思しき、姿勢の良い紳士が、笑顔で迎えてくれました。(ん?ドイツの方に「古希」っておかしいかな?笑)
「こんにちは、チェックインをお願いします♪」
英語で話してみたら、私の名前が印刷された予約票をカウンターに取り出しました。ん?思わず同行の親友U子と顔を見合わせます。
「日本の方ですから、すぐにわかりましたよ!今日は日本からのお客さまは、あなた方だけですから。コンニチハ〜」と日本語を交えて返してくださいました。
ドイツはたいていの場所で英語が通じるとのうわさ通り、英語でのチェックインに、一安心。
手続きを終えて、アサインされた三階のお部屋に向かおうとしたら、なんとその方が荷物を運ぶとおっしゃるのです。古い建物でエレベーターがないから、と。
いやいやさすがに、、自分たちで運ぶと申しあげたのですが、毎日何回も上げたり下げたりしていますから、大丈夫ですよ!と力強くおっしゃったので、お言葉に甘えて運んでいただきました。
お部屋の入り口。
入口からみたお部屋。
リフォームされてまだ数年なのかな?建具や家具がナチュラルウッドで統一されていて、温かみを感じるお部屋です。
ベッドの頭上は、屋根の傾斜がそのままで外国映画の屋根裏部屋のようです。^^
予約時、女二人旅でダブルベッド?!と思ったのですが、予約サイト他、ネットの写真をチェックしておいたとおり、マットレスも掛け布団もそれぞれ独立していました。なかよしの女友達同士なら、問題ないですね♪
突き当りには、小さなデスクとウォークインクローゼットの入口。
わぁ!!
お部屋からの眺めが、絵本の世界のようです。^ ^
水回りはお部屋と同時にリフォームをされなかったらしく少々古めかしさはありますが、ダブルシンクに、バスタブに、十分な広さで清潔感があります。アメニティも一通りありました。
こちらはバスルームからの眺め。
ちょっとしたお庭があるようです。あとで行ってみましょ^ ^
こちらのホテル、天蓋付きベッドのメルヘンチックなお部屋や、キッチン付のモダンなお部屋、別棟に大人数向けのコテージなどもあるようですが、あたしの予約が一足遅かったようで、予約の際に一部屋だけ残っていた、こちらのスタンダードダブルになりました。
正直入るまでは心配でしたが、お値打ちなお部屋でも充分満足!^ ^
荷物を置いて、一通りお部屋のチェックをし終えたら、ホテル内と敷地周辺を見てまわりました。
ロビー脇の、ラウンジスペース。
古時計と深い赤色の壁が印象的です。
アンティークの小さなピアノ、譜面立ての細工がステキですね。
さっき、バスルームから見えたお庭は、お隣にある、昔、修道院だった建物を利用した郷土博物館の前庭でした。
なかなか評判のよい博物館のようですが、時間が合わず、見学できませんでした。
前庭から、ホテル裏側の全景を見ることができました。泊まったお部屋は、三階の一番左の出窓のところです。
このあと、夕方から夜にかけて街を散策して、街なかで夕飯をいただいて就寝しました。
夜のホテルの外観は、またちょっと違った雰囲気で趣きがありました。
二人揃って早朝に目が覚めたので、暗いうちからまた街散策に出かけました。
空が明るくなり、ちょうどレストランの朝食が始まる時間になったので、ホテルへ戻りました。
全5泊のドイツ旅の中で、一番印象に残った朝食が、こちらのホテルのレストランです。
開店したてで、他にお客様はいらっしゃいません。
レセプションの男性の奥様なのかな?お優しそうな女性がキッチンに立っていました。
「グーテンモルゲーン♪」ご挨拶すると、にこやかにお好きな席へどうぞ!と促されたので、、、
どのお席もいい雰囲気でしたが、
こちらの渓谷を一望できる、明るいお席に決めました。
小雨に霧が煙るタウバー渓谷の眺め♪
着席すると「卵料理をスクランブル、目玉焼き、オムレツから選んでね!」とのことで、目玉焼きをお願いしました。
「後は、あちらのブッフェ台からお好きに召し上がってね♪」とのこと。
小さなホテルなので、ブッフェ台もこじんまりとしていますが、ハム、チーズ、ソーセージ、ヨーグルトなどの種類も豊富で十分です!
いただいた朝食はこちら!
かわいらしい小花柄の揃いの食器に和みながら、美味しい焼きたての目玉焼きにパンに、、大満足^^
あいにくの空でしたが、晴れていればテラス席から渓谷を見ながらの朝食もステキですね♪
かわいらしい街の、かわいらしいホテル。お部屋も朝食も、ホテルの方々の応対も、すべてに温かみがあって、こちらに泊まれて本当によかったです♪
▼ブルクホテルの公式ページ
http://www.burghotel.eu/
※ご注意※
レンタカーでブルクホテルへ行かれる方へ
公式ページやホテル予約サイトに表示されている名称や住所では、レンタカーのナビも、Googleマップも、検索できませんでした。
お困りの場合はお隣にある郷土博物館「独名:Reichsstadt Museum」もしくは「英名:Imperial City Museum」で引くといいのかもしれません。また、Googleマップの場合は、以下のいずれかなら検索できますので、旅行前に予め地点登録されておくことをオススメします。
▼住所
Klostergasse 1, 91541 Rothenburg ob der Tauber
▼ホテル名
「Silence Burghotel」もしくは
「Rothenburg Castle」
さて、次回は、童話の世界に迷い込んだ気分になれるローテンブルクの街並みをご紹介します♪